岬はいつも俺んとこに遊びに来る。

前までは幼なじみ以外の女何かどうでもいいって思ってた。

でも今は岬が気になる。

ただ気になるだけだ。

俺が好きなのは幼なじみだ。

ずっと自分に言い聞かせた。

幼なじみを忘れちゃうみたいで新しい子を好きになるのを恐れた。

だから今まで好きになりそうだった女の子とは話さず目も合わさず避け続けた。



でも岬は避けても避けても俺を追い続けた。

だから俺も次第に岬に心を許すようになった。

それから岬と俺と荘司の3人はとても仲良くなった。

岬や荘司と話して楽しくしてる時だけ幼なじみを忘れられた。


でもある日思いもよらない事が起きた。

俺は図書館へ医学書を借りに行った。

その間、荘司と岬は誰もいない教室で待つと言っていたから俺は一人で図書館へ向かった。


それがいけなかったんだ…