すると、 横から教師らしき男が 慌てたようにこちらに向かってきた。 「ちょっと君。なにやってるんだ。」 へ?、、、いや。 なんていうか、その、、、 「遅刻しました。はい。」 ここはやはり正直にね。 「新入生か?今何時だと思ってるんだ。はやく座りなさい。」 「、、、ですよね。」 そうして、俺は急いでそばのパイプいすに座った。