LOVE♥ハンター  ~愛すれば愛するほど


無言のまま衛の一歩後ろをついていく。



 「疲れた?」


 「うぅん。」

わたしは首を左右に振る。


どこに向かってるんだろう?
わたしの手をしっかりと握ったまま
衛が前を歩く。




人ごみもいつのまにか抜けていて。
まわりには、ぽつりぽつりと人が
歩いてるだけ。


さっきまでの賑やかさがウソみたいに
静かな夜道。


無言のまま、衛についていく。