「咲良。その水着似合ってるよ。」 「ありがとう。/////。」 「胸元なんて咲良にしては大胆だし。」 「こういうデザインなの。イジワル!!」 「俺はそのくらい大胆な咲良も好きだよ。」 「うーぅ。」 衛の口から恥ずかしい言葉が溢れ出す。 わたしは、顔が火照るのがわかる。 体は海の水に冷やされて 顔は真っ赤に熱を増してくる。 衛の言葉のひとつひとつに 動揺して、心が揺れる。 もうわたし、衛しか見えません。