「まもる!! まもる!!衛!!」

大きい声で叫びだした。



 「ちょっちょっ咲良???」



熟したなトマトのように
真っ赤な顔で俺を見つめる。



瞳にはうっすらと涙を浮かべて。




胸を締め付けられた。



俺はおもわず咲良を抱き寄せた。