「衛さん、今日わたし学校 見学に行ってもいい?」 朝から、衛のそばを離れない 弥生ちゃん。 学校までついてくるの? 学校だけなんだよ。 今衛とゆっくり出来るの。 そんなそんな時間まで取らないで。 「絶対イヤ!!」 わたしは、弥生ちゃんを 突き飛ばしてた。 「痛い!!衛さん痛いよ。」 泣き喚く弥生ちゃんを置き去りに わたしはその場を逃げ出した。