衛に相談したくても、ずっと 弥生ちゃんが衛にべったりで わたしの入る隙間なんてないよ。 後3日の辛抱って思ってたのに。 「わたし、咲良ちゃんと同じ 高校に志望校変更しようかな。 ここに下宿させてもらったらきっと パパ達も反対しないと思うわ。」 わたしに聞こえるように大きな 声で弥生ちゃんが話してる。 そんなの嫌だよ。 わたしは、部屋に急いだ。 今にも泣きだしそうで・・・。 ベットにもぐり込んで 枕に顔を埋める。 そして、耳を塞いだ。