LOVE♥ハンター  ~愛すれば愛するほど


 「じゃおやすみ。」

衛が頭を撫でてくれる。

 
 「もう少し。」

わたしは、衛に抱きついた。


 「俺、風呂入ってくるわ。
咲良も湯ざめしないうちにおやすみ。」


わたしの半乾きの髪を細く長い
指に巻きつける衛。


それだけで、無言になってしまう。


 「おやすみ。」

そう聞こえたと同時に優しく
くちびるが重なった。


 「おやすみなさい。」

わたしは、軽く手を振った。