「パパ、衛を救ってあげて。」

わたしは、パパにすがった。


 「明日、明日衛君と話すから。
だから、彼の家を知ってたら教えて
ほしい。」



 「明日、案内する。」



わたしは、次の日パパを衛の家に
案内した。


夕暮れが綺麗で、
でもちょっと肌寒くて
そんな日だった。