「家族の一員」 そう言ったあいつの言葉に 正直驚いた。 「そうなんだろう?」 「君は、俺と真奈美の・・・。」 「だったら何なんだよ!!」 「話しをさせてくれ。」 「知るか。勝手に言ってろよ。」 俺が部屋に入ろうとした時だった。 「衛!!」 咲良の声が俺の耳に届いたんだ。