「わたし、英語が苦手で。」


 「俺、得意分野だよ。 どこが
わからない?」


 「う~ん。」

わたしは???


 「もしかして、分からないところが
分からないとか?」




そう!!その通りです。///




「咲良ちゃんって面白いね。」


彼がかすかにはにかむ。



 「笑うなんてひどいです。
わたしにしては、一大事なんですよ。」


 「ごめん。 ごめん。」


 
彼の笑顔にドキッとした。