肌蹴た浴衣の裾。
咲良の白い肌が見え隠れする。
俺はくちびるを重ねたまま
咲良を上から見下ろす。
真っ赤な顔で瞳をギュッと
閉じて俺にされるままになっている。
俺は、くちびるを首に・・・。
そして鎖骨へと動かす。
咲良はギュッと瞳を閉じたまま
手は俺のシャツを握りしめている。
俺の手は浴衣の襟口をおもいっきり
肌蹴させた。
俺のくちびるは浴衣の下からのぞいた
白い肌に吸い寄せられた。
お子様の咲良からは想像できない
ほどのやわらかさがそこにあった。
咲良の口から洩れる吐息。
俺は帯をほどき、羽織ってるだけに
なった浴衣を身にまとう咲良を眺めていた。
桃色に色づく肌。
俺は、咲良の体中にKISSを落とした。



