「咲良緊張してる?」


 「/////////。」


真っ赤なトマトみたいに
みるみる顔が赤くなっていく。


慌てて麦茶に手を伸ばす咲良。


咲良ののどに麦茶が流れ込む。


俺は咲良の手に握られてるグラスに
手を伸ばすとグラスをテーブルに置いた。


 「咲良・・・。」

俺は、優しく咲良の顎を引き寄せた。

そしてくちびるを重ねた。

優しく、そして長く・・・。



いつもより赤いくちびる。

咲良にしてはめずらしい。



そのくちびるを指でなぞり
俺は指を咲良の口の中へ
押し込んだ。



咲良はびっくりしたように
一度目をあけたが、
もう一度くちびるを指でなぞり
くちびるを重ねた。


今度は少し強引に
強く激しく。



咲良の息が乱れる。


正座していた足は崩れ
今にも倒れ込んでしまいそう。


俺はゆっくり咲良を押し倒した。