「おっ、居た居た!!」

『あっ裕也!!市川も来てくれたんだ。ありがとう。』

奏太は苦笑いをした。


「大丈夫なのか??」

『また入院らしいんだ。もう止めて欲しいよね(笑)』

「むちゃすんじゃねーぞ!!」

『裕也も。
モテたいからって髪にワックスつけたりしたら裕也らしくないよ(笑)
裕也にもいよいよ反抗期が来たかぁ...』

「ちげーよ。」

裕也は髪を両手でクシャクシャした。