「心臓移植...。」

お母さんは戸惑いを隠せないでいる。

うなづく佐伯先生。

「でも、ドナーが見つからない限り行えません。ほのかさんに何かあってからじゃ遅い場合もあります。」


「...やるなら早いうちに、という事ですか?」


「そうなります。」