「はっきりとは言えませんが、病状が進行しているのは確かです。」 病院の診断室にてお母さんと担当医の佐伯先生が話している。 「もう...治らないんですか?」 涙目になるお母さん。 「...。 彼女にはまだ夢も希望もたくさんあります。 我々は諦めません。 心臓移植があります。」