やっと開放された・・・


あのスマイルは心臓持たない・・・



「ふぅ・・・」


思わずため息が出る




―――でも、ちょっとだけ


ほんのちょっとだけ、ね?



ちょっとだけときめいたことは、絶対言ってやんない!




――――――――――


「う~ん」


どっちにしよう・・・


苺も捨てがたいんだけど、チョコもいいし・・・



「う~ん・・・」


お菓子の箱を見比べるあたしは、横目でバカにしたように見る会長は気にせず、選択肢を迷っていた



そしてもう1回唸ろうとしたとき、


「う~n「はいこっち」」