「おい、行くぞ」


「・・・はっ」



あたしが色々想像してる間に、許可をもらってきてたみたい


会長はスタスタを先を歩いてく

「ちょっ、待ってっ・・・!!」


急いで会長の後を追った


―――――――――――


コンビニへの歩き、あたしは疑問を会長にぶつけてみた


「ねねね、なんで裏表つくってんの?」


「何だよイキナリ」



「いや、なんか気になって」


「へえ、そんなに俺のこと気になんだ?」


口角をあげて笑う姿は、ニヤリなんて表現が当てはまるような顔で


でもそれでも、整った顔は崩れないわけで


「ちちち違いますけどお!?」


あたしは慌てて否定した



「ていうか、はぐらかさないでよ!理由!教えて!!」


そう急かすと、会長は一瞬考えるような表情を見せて




「・・・・教えない」



「え」