そんな中、委員会がスタートした。

「えー…―」

先生の話はユウに任せて、ウチは南ちゃんとおしゃべりタイム。

「玲ちゃん、メアドもってる?」

「うん!もってるよ♪」

「じゃあ交換しよ!!」

「いいよ☆じゃあ、ウチのメアド。紙に書くね!」

「ありがと-」

南ちゃんはとっても話しやすくて、優しくて。表情豊かで、可愛いコだった。

「南ちゃんって、部活は何に入ってるの?」

「吹奏楽だよ☆小学校からやってたから。玲ちゃんは?」

「ウチは弓道部だよ。」

「そうなんだ!」

「これで今日の委員会活動を終わりにする。」

…終わった―

なんにも聞いてなかったけど、まぁいっか。南ちゃんと友達になれたし。