幻の夢花火

キオクを見に学校へ行くと夏休みだからプールはすごい人だった。
でもキオク再生装置がある図書室は人が少なく涼しかった。


     ~キオクの中~
キオクの中は2020年
おばあちゃんや鈴おばちゃんは15歳
祐さんも写真で見たのですぐ分かった。
 
どうやら最初の場面は祐さんの8歳のお誕生日会らしい。
おばあちゃんや鈴おばちゃんがプレゼントを渡す。
どうやら祐さんの欲しいものだったようですごく嬉しそう
ほかの人からもプレゼントをもらい
メインのケーキを食べ終わりそうな時・・・

外からドーンと大きな音がした。
みんな外に飛び出すすると私たちの家に向かい走り出した。
するとそこには、写真みたいな田畑が広がり、
夜空には図鑑でしか見た事がないような星空と

色取り取りの大輪が咲いていた。


しばらく普通に見上げていたが、おばあちゃんが
『ねぇ、電脳空間から花火を見るといい事起こるらしいよ。』
というと周りにいた子どもたちと電脳空間に入っていった。

そこで事件が起こった
おばあちゃんが傍にいた子どもにぶつかりこけかけた。
そこでおばあちゃんは、傍にあったいすを触った。


すると、ガッシャ~ンッ
と電脳世界と現実の間に扉が落ちた。

おばあちゃんが触ったのは、現実のいす
電脳世界から現実の物を触ってはいけない。

しばらくおばあちゃん達は扉を叩いたりしたが大人たちには分からない


そこから何日も同じ風景
違いが出たのは3日目

幼稚園児が倒れ、文字化けしていく
すると何かを貼っていく、よく見ると一人ずつ名前が書かれたお札

でも毎日のように倒れる子が出ると、お札が足りなくなる。

案の定、閉じ込められて六日目お札が足りなくなった。
それも一人分だけ・・・
それは、祐さんだった。

鈴おばちゃんが泣きすがる。
名前を呼ぶ

しかし、文字化けが広がり

消えていった。

みんなが助けられたのは次の日だった。