そう思うと何故か涙が流れていた

恋するって切ないね

このままでは眠れないので、悩んだけれど美由紀に話しを聞いてもらう事にした

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一気に電話で事の顛末を話すと

『うん、実は…私も友子も高瀬の気持ちは気付いていたよ』

え 嘘

『後はいつ告るのかな…って思っていた。高瀬良い人だからな…
でもさ、仕方ないんだよ。仮に妥協して高瀬の気持ちを受け入れても上手くいかないよ。
麗奈が逆の立場なら嫌でしょう?いつまでも、彼の本当に好きな女の影が気になるなんて…』


『うん 嫌』


『だから、今夜ちゃんと伝えたのは正しかったんだよ。
麗奈が正直に答えた事で、いつかきっと、気持ちを伝えて良かったと高瀬が思える日が来るよ。』