私を捕まえて☆

数分後…

『田崎さ〜ん こっちこっち!』

美由紀が声をかけてくれて田崎さんがこちらに向かって走ってきた

ジーンズにポロシャツと言うラフな格好なんだけれど、凄くカッコイイ

アパート前のスペースに車を停めて田崎さんの部屋に向かう

『狭くてごめんよ〜単身用だから狭いんだ』

田崎さんの部屋は2階
玄関は確かに狭い…

男の人の部屋なのに、観葉植物があったりして綺麗にしている

几帳面な人なんだな〜

『えっと…まずは良く来たね(笑)他の奴らは今から来るから〜なんか飲む?』

『いいえ!あっ まずは飲み物冷蔵庫に…』

『わぁ ありがとう こんなに…良かったのに…気を使わせたね。』

『いいえ!誘った私達がお客様になってすいません。
しかも、田崎さん当直明けなのに…台所手伝いますから』

『あっ そう?なら美由紀ちゃんには食器並べてもらうかな? 麗奈ちゃんは野菜切って貰っても良い?』

「「は〜い!」」

パタパタ支度をしていると、田崎さんはどこかに電話を始めた