いや…まてまて麗奈!
落ちつけ〜


美由紀からは何も聞いてないし…


かと言って美由紀に見たままを伝えて私の勘違いだったら大変だし…


ど どうすっかな…



そうだ!
何でも無いなら私に普通に挨拶返すよね?



よし!


正面から行くか!



美由紀の為に行くぞ〜




指輪コーナーで選んでいた芳賀さん


後ろから…


『こんにちは 芳賀さん!』


すると物凄く驚いた顔して振り返った


私の顔見るなり
明らかにヤバイ!って顔を瞬間した


えっ…嘘


はっ マズイ えっとえっと…

『芳賀さんも買い物なんですか?』


『あ あぁ ちょっとね』


げ…何なんだその反応

ちょっとカマかけてみよ…

『美由紀もいるんだよ〜今バック見てるよ』


『え!! あっそ そうなんだ』


私はわざと横の女性にも


『ごめんなさいね。買い物中に…』


『いいえ〜ね〜あっちも見ようよ〜』


『あ 麗奈ちゃん悪い。またね!じゃっ!』


芳賀さんは女性に引っ張られて別のショーケースに行った


えーーーーー
それだけ?
普通に堂々としてるし…


余計モヤモヤするじゃない!