高瀬君がいきなり田崎さんに歩み寄った


『貴方は本当に彼女を幸せにできますか?』

……え?

いきなり何を言い出すの!

『…何?どういう意味だ!』

物凄く冷たい目をして睨む田崎さん


『僕は何故か朝比奈がいつも我慢している様に思えてならない。

噂で聞きましたが、刑事さんらしいですね。
何か事が起これば、家族よりも現場に駆け付ける事もあると聞きました。

この間あった殺人事件の頃は…彼女本当に辛そうだった…
見ているのが辛かった。





俺はそんな寂しい思いなんかさせない。



朝比奈…俺はお前に何度も振られ諦め様と思った。


でも …俺ならそんな辛い思いなんかさせない!

幸せな筈のお前は今も何故か不安を抱え溜息ばかりついている』



『さっきから言いたい放題だな


ったく…黙って聞いていれば…』




ど どうしよう……………