そう言ってくれた


明日は土曜日
麗奈に家事をしてもらう事にした


家の鍵は
郵便箱に隠して置く事にした


朝比奈家の皆が俺を心配してくれた


わずか30分の事だったが
二人にとっては
メールよりも
何十倍も癒された


最後にお父さんまで外に出てきて見送りをしてくれた

『田崎くん 明日麗奈を泊めさせてくれないか?
ちゃんと君のサポートさせるから しっかりと食事と睡眠取るんだよ』

そう言って家に入って行った

俺も麗奈もびっくり


『明日の朝は8時には家を出る…帰りは何時かわからない。朝方かもしれない…
部屋は相当汚いから…
客布団が1組だけあるからそれ使って

お母さん お言葉に甘えて麗奈をお借りします。
本当に助かるよ…

麗奈…掃除…かなり大変かも許してな』


そう言って朝比奈家を後にした


これから向かうのは
ピアス男のアパート

偽札の件でガサ入れだ…