『う〜ん どうかな
彼女には同情する部分はもちろんあります。
けれど…どうかな…』

『違うかな…』

『ううん、かなり近いんだと思う…もしかしたら正解かもしれない。
そう考えたら全て彼女の行動の意味がわかるかも

でもね、それが正しかったとしたら
真実を彼女は受け入れる事できる?

無理に話しをすると今度は彼女を崩壊させてしまうかもしれないよ

どうするの?』


『わかっているよ それである人物が後からここに来るから』


『え?』


『奴の話しを聞いて打ち合わせをしてから待ち合わせ場所に行く』


『奴って…男の人?』


『あぁ 俺の同期で水野とは知り合いだ』

うまくいくのだろうか…
今日会うのは妹の美咲さん
4人で話し合うつもりの田崎さんに私は不安そうな顔をした

『心配するな。 これは俺の問題だ…麗奈には隠し事したく無いんだ。
気が進まないかもしれないが、全て横で見ていて欲しい。』

私が頷くと田崎さんは嬉しそうに笑って私の頬を撫でた


ゆっくりと田崎さんの顔が近づいてきた

唇に軽く触れた時


ピンポ〜ン♪

!!!

はっ! もしかして同期の人?