私を捕まえて☆

亜美は田崎さんに耳打ちする


"あの…頼むからどんな人だったとか内緒にして!"


"亜美ちゃん 先生〜♪
って呼んでたよね もしかして…マジで先生か?"



『え?亜美何の話しなの?』



『ちょっと!な…何でもないよ!

あ〜そうそう!
この前わかったんだけど私の友達のお父さんも警察なんだって!
今、冨浜警察署に単身赴任しているんだって!田崎さん知ってる人かも?』



!!



『そ〜だ!身近にいた!』

『『『え?なぁに?』』』

『俺の同期に水野の過去を知っていそうな奴が…
去年の秋の異動で、水野がいた署から転勤してきた奴がいる!』


『田崎さん、その同期の方…協力してもらえそうですか?』

と、お兄ちゃん

『多分、顔の広い奴だから噂レベルでも何か聞いているかも…
前の署での事を調べるのはそいつを頼ると良いな…』

『じゃあ情報はそちらから得るとして、水野沙織本人はどうしますか?』


『明日直接話してくる。
どちらにせよ一度直接話し合いしないとダメだ。
明日、連絡するから…』


『あの…私、彼女の妹さんに会ってみても良いですか?』


『『えっ』』