翌日は薄曇りの天気
午前中にキャンプ場を後にし近くの遊園地て遊んだ
私はジェットコースターは苦手だからベンチで皆が戻るのを待っていた
水野さんも苦手みたいでベンチに向かってやってきた
『みんなよくあんな怖い物に乗れるよね?信じられない!』
と、言う水野さんに同意した

『でも小高さん呼んでますよ?』

『い〜のい〜の!』
と笑う水野さんは年上だけど可愛い

『水野さん幸せそう!良かったですね。小高さんもニコニコしてるし』

『ありがとう。麗奈ちゃん達には恥ずかしい所見られちゃったしね…もっと早く素直になっていれば良かった…ってちょっと後悔してるよ』

『わかります。私もそうだったから…5年前に知り合ったんですが、ずっとお互い気持ちを伝えられなかったんです。私が成人を迎えてようやく叶った状態で…』

『そう…麗奈ちゃん見ていると幸せそう。彼に大切にされてるのね。』

『はい。交際の許可を両親にもらってから付き合うなんて…びっくりですよね』
水野さんもそれには驚いていた

『私の初恋なのでとても大切な人です』

『そっか…彼を信じてね』
信じる?何となく違和感あったけれど私は黙って頷いた