私を捕まえて☆

私は高瀬君の運転する車に乗り助手席には小高先輩が乗った
先頭車両にはもう一人の幹事渡辺先輩運転する車
高瀬君の車は最後尾についた

『高瀬〜お前結構良い車乗ってるな』

『ありがとうございます。俺車好きなんですよ』

二人はずっと車の話しをしていて私には全くわからない用語が飛び交っていた
ぼんやり乗っていたらいつの間にか眠っていたみたいで目が覚めかかった時聞こえた話しに思わず寝たふりをした

『高瀬ぇ、お前は今回誰かお目当ていんの?』

『は?俺っすか?ん〜いない事も無いけど彼氏いるみたいだし…』

『へぇ〜』

『先輩は?誰かいるんですか?』

『ん?いるよ〜3回目のアピールだ!』

『えぇ?3回目?ストーカーみたいじゃないですか!』

『うわっひでぇなお前!お前には経験無いか?どうしても諦められないって気持ち〜!
良いじゃん別に!俺は何年かかっても彼女一筋だもんね』

『へぇ…凄いっすね』

『お…お前引いてるだろ!まぁ彼女が俺が好きで居続ける事すら拒否すれば身を引くけどな、彼女を越える女にまだ出会わないからさ…気持ちに正直でいる事にしたんだ』

その人って誰なんだろう?