田崎さんは私の喉に冷たいビールの缶をくっつけてきた
びっくりして後ろに倒れた私を慌てて抱えて起こしてくれた

その時

『なぁ 言えよ…』

色っぽい目で言われて
ドキッとした


『…蓮……』

その瞬間 ニッコリ笑って

『いただきます』

と言って浴衣の帯に手をかけてきた

さっきの続き?
恥ずかしいけど嬉しい


『なぁ この下着って
もしかして…俺の為?』


……………コクン
と頷くと

彼は目を少し大きく見開いた



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------キャッ--------


私を抱え布団に寝かせると
優しく全身にキスをする

『やっぱり来年なんて言わなきゃよかった!
麗奈〜来年まで待てないよ〜今すぐ嫁に来て』

思わずクスッて笑ったら

『あ〜笑ったな!
人の気も知らないで!
こ〜んなエッチな下着付けて!』


急に恥ずかしがる私を見て
『今夜は寝かせない!
誘った麗奈が悪いんだからな♪
麗奈の甘い声沢山聞かせてもらうから』


……・・--------ウッ--


---アッ----……-


--------ハァ--……


甘い甘い彼の言葉と
優しく触れる指先に
身体が溶かされていく…

本当に
寝かせてもらえなかった