私を捕まえて☆

『麗奈をこうして抱きしめたのだって一ヶ月ぶりだよな、電話やメールは沢山したけれど俺はいつもすぐに麗奈に答えてやれなかった…』


そう言いながら、私を抱っこしてソファーに移動する田崎さん


『それなのに、我が儘一つ俺に言わないで…ずっと我慢してるんじゃないか?って心配だった…』



『川辺に聞いたよ…事務所荒らしの件で、麗奈辛い思いしていないか?』


そっと、私の頬を撫で髪に触れてきた


……………


『田崎さん、ありがとう。そうやって私の事を思って心配してくれて…すごく嬉しい。
正直、寂しかったりして泣いた事もあったよ…
友子が今大変な事に巻き込まれていて…

その事で警察官と付き合っている私との関係がギクシャクするんじゃないか…って思った時、田崎さんに泣きついてしまおうって思った時もあった

けれど、この一ヶ月色々思った事は

"私にできる事って何だろう"
って事なの………』



『麗奈にできる事?』


『うん』