車内に戻るともう一度抱きしめられて 『はぁ〜夢みたいだ』 と、田崎さんがつぶやいた 私の耳に口元を寄せ 『大切にする 俺以外によそ見するなよ』 と言って ハンドルを握った その強い言葉とは裏腹に彼の頬が少し紅く染まっていた ずっと握られた右手が熱い…〃〃〃〃 そこに自分の心臓があるみたいにドキドキが止まない 生まれて初めてされたキスもボーッとしていて夢の中での出来事の様 お互い言葉を交わす事が無かったけれど 触れ合った指先から伝わる田崎さんの思いにまた心を熱くした