私を捕まえて☆


車内に戻るともう一度抱きしめられて


『はぁ〜夢みたいだ』


と、田崎さんがつぶやいた


私の耳に口元を寄せ


『大切にする
俺以外によそ見するなよ』

と言って


ハンドルを握った


その強い言葉とは裏腹に彼の頬が少し紅く染まっていた


ずっと握られた右手が熱い…〃〃〃〃


そこに自分の心臓があるみたいにドキドキが止まない


生まれて初めてされたキスもボーッとしていて夢の中での出来事の様


お互い言葉を交わす事が無かったけれど

触れ合った指先から伝わる田崎さんの思いにまた心を熱くした