『お待たせ〜♪』

ニヤつく芳賀さんを先頭に個室に入ってきた田崎さんは
なんだか照れ臭そうな顔をして入ってきた

『いや〜遅くなってすいません。やっと終わった〜』
金岡さん達は皆 お疲れ〜
と、田崎さんを労っていた

『田崎、何かあったの？』
『ああ、参ったよ。危なく大事になりそうだったけれど、身元もわかったしとりあえず大丈夫だと思う。』
私がキョトンとしていたら、田崎さんがざっと分かりやすく説明してくれた

『ほ〜お前優しいな』

と、茶化す金岡さんに

『うっせぇ』

と、タメ口の田崎さんに驚いていたら

『あっ、麗奈ちゃんこの二人歳は違うけれど同期なんだよ』

と、安田さんが教えてくれた