私達の順番が来たので指定されたレーンに移動する


芳賀さんがボウルを選びに行った隙にすかさず美由紀が話かけてきた


『麗奈…残念だったね。本当に大丈夫?
さっき麗奈がトイレに行った時、芳賀さんも気にしていたよ』


『大丈夫だよ。わかっている事だから…
さっきここに来る時お兄ちゃんにも言われた。
今はこのまま田崎さんに近づいていきたいの』

そっか…と、言って頑張んなよ!と、言われた


『それより、美由紀は芳賀さんまだ苦手?』


『ん?苦手と言うか…どこまで本音言ってるのかいまいち良くわかんないしね…
でも、悪い人じゃ無いのはわかったよ』


……芳賀さんと美由紀かぁ〜♪案外良いかも…

なんて思いながら二人を見ていた