君がいた




それから、低い声で幹に向かってキレていてようやく言い終わると百合ヶ丘の奴が深いため息をつきちっちゃいのに

「ナルシなんて可哀相だよ」
と言って幹が

「だよな!!」

と言うのを遮って



「あの人は、ナルシでいなきゃ自分が保ってないんだから




しかも女好きでナルシじゃなきゃ

今以上に可哀相な人じゃん!!」
と言って笑って「ねっ」と付け加えた。





俺は思わず吹いてしまった。



それは、俺だけじゃなく幹以外は、笑っていた。



それから、その女2人が俺達の輪に入ってきた。





幹は、輪から離れたとこでいじけていたが…







それから女達が自己紹介してきて、百合ヶ丘の奴は謎だった生徒会長で名前は、姫華
ちっちゃいのは、ここの生徒で夢





でもこんな奴見たことがなくなにか、喉に引っ掛かったやな感じがした。




そして、夢が1年S組だと言ったとき無表情で言っていた。

さっきまでニコニコしてた奴が急に無表情になると怖い感じがする。