君がいた





「姫華



取り合えず

金髪が一条 鼎(イチジョウ カナエ)
赤髪が壇上 湊(ダンジョウ ミナト)
青髪が東条 幹(トウジョウ ミキ)
紫髪が日向 颯(ヒナタ ソウ)
ピンクが古城 藍(コシロ ラン)」
夢は、5人に目を向けて言った。






それは、普通の話し声だったので5人や幸に聞こえていた。






「そこのちっちゃい娘は、俺達のこと詳しいじゃん!!
あっ!もしかして俺が好きなのか?
そーだろう!!そうなんだろう!!
いや!照れなくてもいい
いや神は時にして完璧な人間を作ってしまったのだ
俺は、なんて罪な男なのだ」
幹が、空に向かって手を広げてマシンガントークを繰り広げていた。








周りは、それを知らんぷりしていて
夢はそれを見て余計にイライラしている。






夢の笑顔が引き攣っている。



「なのでどうだ!!


俺と一緒に甘い甘い一夜を過ごして見ないか!?」
幹は、夢に向かって膝をひざまづけて言った。