「ねぇーホントーにこのままで良いの?」




「え?」




翌日のお昼休みは、恵美ちゃんの一言で始まった。







ふと、お弁当を食べ進めていた箸を持つ手を止めた。







「なにがぁー?」




「なにがって・・・」




“小野寺くんのことよ”



と恵美ちゃんは自販機で買ったであろうカフェオレを飲む。






「秋人くん?」




「そ。ホントーに、今のまま幼なじみのまま続けるの?」