伝えたい事があるんだ【企画・短編】



何度も諦めようとしたけど、諦めきれなかった恋。


あの日、あなたとした花火が忘れられ無かったから…。


「もしかして、飲んでた?」


ドキッ!!


「ななっ…何で?」

かなり動揺してきた私。


「だって、隣に並んだ時アルコールの臭いがプンプンしてたもん。」


そんな勝ち誇った様に言わなくても。


「ほんのちょびっとね?あは…あはは」

疑いの眼差しで私を見てる…。


「ちょびっとだけ?」


「ほんの二本?」


「ホントに二本?」

うっ…。


「四本です…。」


「うわっ…スゲー酒飲み。」


「すみません…気をつけます…。」