「俊樹か?いいかよく聞け お母さんが交通事故で死んだ。 お父さん今から家に帰ったら またすぐに出かけるから 準備しておきなさい!」 高校受験を目前にひかえ 朝から机に向かって 勉強中の俊樹は 黙ってうなづいた 「俊樹?聞こえたのか? お父さんすぐ帰るからな!」 「うん・・」 精一杯の返事だった めったに泣いたことがない 俊樹の目から一気に涙が 溢れ出した