そう言うのと同時に、放送が流れた。 『二年、水沢マコ。至急職員室に来なさい。』 やべ、 「昨日のこと…だよね。」 自分の顔が、どんどん青ざめるのが分かる。 言い訳なんか考えてないよ〜! 「だろうね。」 サナエはニヤニヤしながら言った。 くそ、他人事だからって! あたしは重い足取りで、職員室に向かった。