私はそぉーと河合くんに目をやった。 あれ?怒っては…ないのか、な? それどころか指が窓のほうを差していた。 その先を見ると外は真っ暗! 「え…さっきまで明るかったのに…」 まだ6時なのに… 「秋になると日が落ちるのが早いんですよ」 あ、そうか…そういえばもう10月かぁ… なんてのんきなこといってる場合じゃない!! こんな真っ暗でどうやって帰れっていうのよ… あーホントに今日はついてない!!