『てい~てい~!』
時々、おいらの所に遊びに来る子が居る

『てい、おりこうさんにしてた?』
歳は5歳になる女の子

『まさなりおじちゃん、ていのあんよ良くなったね?』

まさなりは薬草を調合する手を止めて女の子に返事する
『あ~おみつ、よく来たね、脚はほぼ完治したかな?で、おじちゃんで無くておにいさ……』

『てい~!良かったわね!』
と、おみつはまさなりの話を最後まで聞かずにおいらを抱き上げた