美容院。

まさかどんなハイレベルな注文をしてくるかと思ったら美容院とは・・・

お洒落な雰囲気で、かっこいい店員さんや、可愛い店員さんがたくさんいて。

一時間近く、二人きりで時を共にする場所。

無理無理絶対無理だ。

しかし、ここで逃げたらここまでの苦労もすべて水の泡。

俺は脱ひきこもりのできる子右近君から引きこもりのうんこ君へと逆戻りだ。

ウコン『いきます』

ウコン『美容院いきます』

その後、アブラムはオススメの美容院を教えてくれた。

そこの粟田さんを訪ねろとの事だった。

その夜、俺は興奮して中々寝付く事ができなかった。

そして次の日の朝、寝不足で眠い目をこすりながら戦地へと決死の覚悟で赴いた。