俺達は遊園地をでて、解散することにした。
観覧車での尋の言葉。
その真意が聞きたかったが、家の方向が同じ咲美を俺が送る事になり、尋は寺門が送る事になった。
「浮かない顔だね。」
「観覧車で、島崎さんと何かあった?」
俺はハッとして、咲美を見た。
俺を真っすぐ真剣な表情で見据える咲美に何もかも見透かされているような気がした。
「…恭介に勝てたら付き合ってくれるって言われた。」
「そっか、よかったね。」
「田中君、一年の時、島崎さんにラブレター渡してたもんね。」
なんだか胸がもやもやした。
「委員長はどう思う?」
咲美の歩みがピタリと止まった。
「なにが?」
「俺と尋が付き合う事。」
「なんで私に聞くの?」
咲美は少し怒っているような顔になった。
俺はその問いに答える事ができず、押し黙ってしまった。
「ここまでで大丈夫、じゃあまた明日。」
俺は呼び止めようとしたが、走り去る咲美の背中に声をかけることができなかった。
観覧車での尋の言葉。
その真意が聞きたかったが、家の方向が同じ咲美を俺が送る事になり、尋は寺門が送る事になった。
「浮かない顔だね。」
「観覧車で、島崎さんと何かあった?」
俺はハッとして、咲美を見た。
俺を真っすぐ真剣な表情で見据える咲美に何もかも見透かされているような気がした。
「…恭介に勝てたら付き合ってくれるって言われた。」
「そっか、よかったね。」
「田中君、一年の時、島崎さんにラブレター渡してたもんね。」
なんだか胸がもやもやした。
「委員長はどう思う?」
咲美の歩みがピタリと止まった。
「なにが?」
「俺と尋が付き合う事。」
「なんで私に聞くの?」
咲美は少し怒っているような顔になった。
俺はその問いに答える事ができず、押し黙ってしまった。
「ここまでで大丈夫、じゃあまた明日。」
俺は呼び止めようとしたが、走り去る咲美の背中に声をかけることができなかった。


