母の手帳

「私ね、実は完璧主義なの。

私みたいな優秀なお母さんには賢くていい子な娘でなくてはならないでしょ?

だから私はあなたを頑張って躾たわ。
でも…あなたは私の期待を裏切った。

もちろん私は頑張ったわ。

けれどあなたはそれに答えてくれない。

もう我慢の限界だった。





だから…

365ポイントをまずあなたにあげた。
そしてあなたが悪さをする度にそのポイントを減らしていった。

ポイントがなくなったら殺すつもりで。

どうせ殺すのであれば、優しくしてあげようと私は我慢して優しくした。


私、いいお母さんだったデショ?」