優衣の手を繋ぐのは今日で最後。

杏珠はそう決めていた。

軽くご飯を済ませると、映画を見に行った。

普段は絶対に見ないだろう恋愛ものだ。

隣でぽろぽろと涙を流しながら映画を見る優衣はとても綺麗だった。

ずっと優衣を見ていたいと…願ってしまった。