朝になり、前日にまとめておいた荷物を持って家を出た。

以前のように、優衣と優奈を呼びに行く。

こうして3人で歩くのは久しぶりだ。

駅に着くと、祐輔と合流して海へ向かう。

バスに揺られていると、ほのかに潮の香りがした。

海に近づいている証拠だ。

もうすぐ着くのかもしれない。