Sweet・Sweet・Sweet

「俺別に怒ってないよ?」


「だって…」


俺の胸に埋めていた顔を上げて上目使いで見てくる


だから~////


理性と必死に戦いながら一つ疑問に思ってることを聞いてみた


「桜一つ聞いていい?」


コクっと頷く桜に頭を優しく撫でながらゆっくりした口調で聞く


「さっきのどこで覚えたの?」


何を言ってるかわからない顔をしているので詳しく説明した


「こう…シャツ引っ張ったり?自分からキスしたりとか…」


「ああ!」


本当にどこで覚えたんだか…


桜は俺からだったら何やっても普通なんだけど自分からするなんて滅多にない


ってかまずそう言うことをする知識がない


だから俺が徐々に教えてやるかと思ったのにどっかから勝手に知識に入れたみたいだ


まったく…


目が離せないよ


「さっきのは光太君に教えてもらったの!!」


嬉しそうに喋る桜とは裏腹に俺の顔はどんどん険しくなっていく


光太だと!?!?