紅の月

悩みに悩んで、彼女は捜しに行くことを決意した。




恐る恐る当たりを見回しながら、車からゆっくりと降りる。




ビクビク怯えながら、彼氏が向かったトイレ方面に足を向けた。




その時、何かの音がした。