なら、血に染まる獣となろう。 そう思って。 「話し合いは終わりだ。」 「椿夜を捕らえろ。」 その言葉を合図に獣は獲物にくらいかかった。 私はそっと後ろに下がり、それを見つめる。 力の差は見え見えだった。 ただ、何かが引っ掛かる。 何かに違和感を持つ。